これまでの経験を活かしながら、新たな業務も自分のものに
私はネットワークに関する専門学校を卒業後、ITサービスの企業に就職し、約15年間勤めました。そこで初めてストレージに触れ、ふと気付いたら“面白いな”と感じるようになっていました。お客様からの問い合わせに対応し、“助かりました”という言葉をいただいたことが、ストレージを好きになったきっかけかもしれません。
1社目で経験を積み、マインリードには当時在籍されていた方からのお声がけがあり、入社いたしました。長く勤めた会社からの転職は勇気が要りましたが、ストレージに10年以上携わった経験を代表に評価いただいたこと、また代表自身が現役エンジニアの為、話も通りやすいという企業風土に、率直に「働きやすそう」と感じ、転職に踏み切りました。
上級エンジニア×管理職として視野を広げて
7年間のクラウドサービス運用案件のチームリーダー経験を経て、現在は外資系保険会社のITインフラ部門で、HCI製品のバージョンアッププロジェクトを担当しています。
会社としては代表に次ぐ役職の任を受けたことに伴い、最近は単にプロジェクトを牽引するだけではなく、売上面や人員配置、後進育成を念頭に、顧客や社内の方々とコミュニケーションを取ることを意識するようになりました。
これがなかなか難しくはあるのですが、いちエンジニア的な目線のみとなると、顧客との交渉などにおいて、どうしても視野が狭くなり、極端な話、短期的には良いように見えても、長期的には会社にとって損となるような事態も起こり得てしまいます。
また後進育成においても、ただ「目の前の業務をこなせるように」指示・指導をしていると、現案件のみに通用するような人材となってしまうことも、業界的によくあり得る話です。
そういった事態を避けるためにも、通年での売上計画や人員配置を考慮した上で、顧客と会話を展開し、良好な関係を築いていくことや、後輩と目標とするエンジニア像のすり合わせした上で、指導を重ねることが重要だと考えます。
難儀なことではあるのですが、ありがいたいことに、自分自身の幅が広がっていく実感や充実感も得られていて、更なるモチベーションに繋がっています。
会社および個人のパフォーマンス最大化のために
今後は会社成長のカギとも言える、後輩育成により力を入れたく思っています。「育てた後輩がチームを牽引できる人材となり、また新たに後輩を育成していく」。シンプルですが、これこそが、持続的な会社成長に必要不可欠だと考えます。
ITインフラエンジニアとしてキャリアを積み、管理職となった今は、こういった教育の好循環を起こせるよう、後輩に対してサポートを行い、成長を促すよう努めています。
同時に、会社には積極的な採用継続を期待しています。
当社はこれまでもノンキャリア採用にも注力しており、IT業界未経験者をエンジニアとして育成し、成長させる取り組みを実現してきました。
そのかいもあって、先に述べた人材育成の好循環の基礎ができた実感があります。
どの業界でも、未経験者の育成は多大な時間と労力が費やされますが、継続的な人材採用は、会社成長の為のみならず、「多様な人材に、IT業界における活躍機会を提供できる会社」として社会貢献的意義も見いだせるとも考えています。
採用の継続・人材の育成。どちらが欠けてもより堅実な企業成長は実現できないので、一体となって、今の私にできることに尽力したいですね。